全社レポート【全社課題の抽出】

全社レポートの特長

1. 本質的な質問体系によるあなたの会社の課題を可視化

<課題の発見>

  • ● 全社課題の発見は、“あなたの会社の”問題の本質に迫るための質問体系なしでは生まれません。
  • ● 質問項目にない問題は、問題として掬い上げることはできません。会社の問題を上手に顕在化するための質問体系がとても重要です。
  • ● KFSでは、貴社へのヒアリングや相互ディスカッションにより、貴社の課題の本質に迫る、質問体系作りからサポートいたします。
  • ● また、より、潜在化する貴社の問題を掬い上げた質問紙作りのために、事前に貴社の社員へ会社の問題についてのインタビューを行うなどのステップも取り入れております。
    →*「基本調査メニュー」の種類により、サービス内容が異なります。
    詳細については、「基本調査メニュー」をご覧ください。
2. 取り組み課題の優先順位を可視化

<取り組み課題の優先順位化>
ポートフォリオ分析

拡大する

  • ● 社員の仕事に対するやりがいや、会社で働くことの総合満足度などと各質問項目との相関を計算することによって、各質問項目の総合評価に与える影響度(=重要度)を分析。
    重要度を横軸に、満足度を縦軸にとって、各質問項目をプロットすることにより、重点改善項目を明らかにしていく手法です。
  • ●「やれることから始めよう」の議論よりも、「やるべきことは何か」の議論を。
  • ● 課題の中でも「まず、どこから手をつけるのが全社視点から見て効果的&効率的か?」
     課題解決の優先順位を明らかにしていきます。 
3. 性別や役職別などに課題をブレイクダウン

拡大する

<属性別の問題発見>
属性別分析

  • ● 基本分析の一つとして、主要項目に関して、業務内容や職場での配属年数、役職、性別などの各属性ごとに、質問項目を分析します。
  • ● 会社全体平均との比較を含めて、各属性別の課題を明確化します。
4. 課題のリアル化&解決策のアイディア抽出

拡大する

<”腹落ち感”を高める>
自由回答分析(社員の声)

  • ● 5段階評価などの数値データからは、得点から何が問題であるか、その問題の深刻度はどの程度かはわかりますが、その課題(設問項目の言葉)が具体的に何を意味するのか、また、結局、社員はどのような解決策を望んでいるのか、読み取ることは難しいです。
    よって、KFSでは、自由回答を極めて重視しており、報告書内に、課題をより深く掘り下げたり、具体的にどのような解決をしていけば良いのかのヒントとして、社員の声(自由回答)を多く盛り込むようにしています。
  • ● 自由回答の分析は、記入者の言いたい意図を推し量ることや、その言葉から改善のヒントを読み取ることを重要視しているので、単なるテキストマイニングでは限界があります。
    そのため、KFSでは、単に機械的にコーディング(分類)するのではなく、弊社の分析担当者が、数値データ(定量)の結果を踏まえながら分析を行います。
5. どこから、誰からを可視化

<テーマ別の取り組み部署を発見>
職場単位別分析(拠点、部門、業務別等の職場単位別一覧シート)

1.主要項目の職場単位別

拡大する

  • ● 総合満足度向上を図る上での重要項目など、職場別分析で、職場別に分析・グラフ化。
    重要課題について、各職場単位で見た場合に、どの職場が良いのか、どの職場に問題があるのか、全社を網羅的に職場単位で見える化することができます。
  • ● KFSのクライアント企業様では、職場別分析を、転属・配置換えや昇給・昇格に利用する企業様もいます。
    ・総合満足度・部門別TOP10&WORST10
    ・部下に支持されている部課長 BEST10、WORST10
    ・仕事へのモチベーションが高い部課 BEST10、WORST10 、他
    *360度評価の一環として、転属・配置換えや昇給・昇格などの基礎資料として活用

2.主要項目の職場別マッピング

拡大する

  • ● 問題のある部署、良い部署など、可視化していくことで、対策も打ちやすくなる。「誰から、どこから」を考えることから、問題解決に向けた道筋を探ります。

<職場単位の分析を行うのは、「良い職場探し」をしたいから。>

  • ● 職場単位の分析というと、職場ごとのランキング、どこが良くてどこが悪いかというところに目が行きがちですが、その目的は、職場ごとに優劣をつけることではもちろんありません。
    むしろ、社内の中で埋もれてしまっている「働きがいのある職場」「会社の価値観や"あるべき姿"を体現している職場」といった、社内の中の「ベストプラクティス」を社員の視点から発掘するための「良いところ探し」が目的です。
  • ● 「お客様満足の実現」や、「一人ひとりの個性の発揮」、「多様性を認め合う」など、言葉にするのは簡単ですが、それは、行動が伴ってこそ。では、その具体的な行動とはどのようなものなのでしょうか?なかなか、説明するのは難しいものです。
    そんな社内の物語が具体的にどこで起きているのか、具体的なストーリーを発掘するための手法が、職場別分析です。
    職場別分析を通じて、「ベストプラクティスレポート(オプション)」のような形で、社内のストーリーを明文化することで、単なるデータ結果だけでは終わらない、会社の価値観を形にしていくことに役立てていきます。

【留意点】
全社レポートの「職場単位別分析」と「職場別診断レポート(別冊)」の違い:配布対象、利用目的が違います。

  • ● 「全社レポート」に含まれる「職場単位別分析」は、全職場を比較一覧形式で見ることにより、各職場の置かれている現状実態を、俯瞰して把握するための分析資料です。
    ~会社に対する満足度・職場別一覧、社員のモチベーションレベル・職場別一覧、など
    主に、経営幹部や実務担当者様向けの資料として用います。
  • ● 「職場別診断レポート」は、「全社レポート」とは異なり、職場ごとの分冊レポート形式(約20ページ)で、各職場のリーダーにフィードバックするための資料です。
    各職場のリーダーに対して、より、深く職場の課題を探り、職場単位でどのようなアクションプランを立てるか、を検討するための資料として用います。