社員意識調査に関するよくある質問:
(別称:従業員満足度調査/ES調査/組織活性化診断)
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- STEP1.社員意識調査の計画
- 2
- STEP2.社員意識調査の実施方法
- 3
- STEP3.社員意識調査の分析・レポート
- 4
- STEP4.社員意識調査の社内への情報フィードバック
- 5
- STEP5.社員意識調査実施後のフォローアップ
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- KFSの社員意識調査の特長
STEP1.社員意識調査の計画
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Q.KFSの社員意識調査(従業員満足度調査/ES調査/組織活性化診断)とは、簡単に言うとなんですか?
- KFSでは、社員意識調査を、「社員を対象としたアンケートで、経営課題を浮き彫りにし、組織力を強くするための全般の調査と定義しています。
つまり、「組織活性化」のための現状をデータで正しく把握し、対策としての処方箋を考えるためのツールです。 - 社員意識調査/組織活性化診断のゴールは、必ずしも、「社員の満足≒社員がその会社で働くことのHappiness」だけではなく、社員の「働きがい」や、「エンゲージメント」に加えて、もっとテーマを絞った内容(ワークライフバランスをはじめ、ダイバーシティなど)など、会社とそこで働く社員との良好な関係づくりのための調査と幅広く捉えているため、あえて、「社員意識調査/組織活性化診断」という言葉を使っています。
- KFSでは、社員意識調査を、「社員を対象としたアンケートで、経営課題を浮き彫りにし、組織力を強くするための全般の調査と定義しています。
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Q.そもそも、社員の会社に対する満足度(従業員満足度/ES)を高めることって重要ですか?
- いいえ。「社員の会社に対する満足」というのが、単純に「社員にとって居心地の良い会社」という意味であるならば、あまり重要ではありません。(おそらく、経営破綻する前のJALは、「社員の会社に対する総合満足度」が高かった会社なのではないでしょうか?)
- 上記の言い方では少し、誤解されやすいので補足しますと、「社員を満足させることの意味の深掘り・定義」が大切です。 何のために社員を満足させるのかという目的意識や議論が不十分であると、単純に、「働く社員の会社に対する満足度を高めましょう」がゴールになってしまいます。それでは、社員に迎合することを良しとする、一種の「ポピュリズム」と紙一重になってしまうのではないでしょうか。
- そうではなく、最終的なゴールとすべきところは、一人ひとりがイキイキと自分の能力を発揮しやすい環境を作りあげることで、お客様への良いサービスを提供すること、会社の市場競争力を高めること、会社を取り巻く全てのステークホルダーにとっての価値を高めることであり、その視点なくして、本調査は始まりません。
- だからこそ、KPIとする指標は、「社員満足度」なのか、「働きがい」なのか、「やりがい」なのか、「会社に対するロイヤリティ」なのか、一見、言葉の遊びのようにも思われますが、まずはゴールとすべき指標の定義が大事です。
- この定義次第で、ゴールが異なるのですから、質問体系も異なってきますし、それによって、導き出されるアクションプランも異なってきます。
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Q.社員意識調査/組織活性化診断とは、「モチベーション調査」と同じですか?
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Q.計画~実査~報告書アップまでのおおよそのスケジュールを教えてください。
- 通常、お客様の報告書が欲しい時期より逆算して、3か月前から準備をされるケースが多いです(オリジナル質問紙で自社版を作成する場合)。
- 1).計画(問題意識の共有、各種業務契約、質問紙作成、実査準備)
:約1ヶ月 - 2).実査(実査期間をどの程度、設けるかによる)
:通常1~2週間 - 3).分析~報告書作成(全体報告書)
:実査終了後、約1ヶ月 - 4).職場別診断レポート(部、課、などの職場単位)
:全体報告書提出後、2週間~4週間後 - 企業様によって、変動が大きいのが1番最初の計画の段階です。
- ある程度、自社で社員意識調査/組織活性化診断を今まで実施しており、調査の質問項目などもおおまかに決まっている場合と、まったくのゼロベースで、様々な部門の方のインタビューなどを含めて、質問項目を練り上げる場合とでは、かかる期間が変わってきます。
仕事をスタートするにあたって、事前の守秘義務関連の契約のやり取りなどで、思った以上に時間がかかる場合もあります。調査結果が欲しい時期が決まっている場合は、早めにご相談いただけますよう、お願い申し上げます。
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Q.おおよその予算を教えてください。
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Q.社員意識調査/組織活性化診断を計画する際の注意点があるとしたら、どのような点がありますか?
STEP2.社員意識調査の実施方法
STEP3.社員意識調査の分析・レポート
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Q.社員意識調査(従業員満足度調査/ES調査)の質問設計や実査を社内で実施して、分析・報告書作成だけを依頼することはできますか?
- KFSでは、社員意識調査について、集計・分析、報告書作成だけのサービスは行っておりません。
- というのは、社員意識調査のクオリティ(求められるアウトプット)を100とした場合、質問項目づくりの果たす役割がかなり大きなウェイトを占めるからです。
実査前の質問項目の段階で、アウトプットできる内容は、おおよそ決まってしまいます。そもそも質問項目にない項目は分析できませんし、分析・アウトプットイメージに基づき、質問体系はブレイクダウンされるものだからです。
質問項目体系がきちんとしていないと、最終的な分析で、物足りなさが生じる、論理矛盾を生じるなどの問題が起きるケースがあります。
最終的な成果物に責任が持てないお仕事は、お引き受けしていません。
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Q.社員意識調査の自由回答は、どのように分析するのでしょうか?
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Q.「職場別診断レポート」は、簡単に言えば、チームリーダーに対する一般社員から見た成績表/360度評価ですか?
- 違います。職場別診断レポートは、「成績表」ではなく、職場の「健康診断書」です。
- 職場別診断レポートを、「部門長に対する部下から見た成績表」と捉えるのは間違いで、そういう趣旨でレポートを作成しておりません。
職場別診断レポートの位置づけは、部門別の「健康診断書」であり、組織の現状について、できるだけ正確に把握し、問題点を明確にするためのツールです。
加えて、組織を強くするためには、弱みを補うだけでなく、強みをさらに強くすることが必要ですから、職場ごとの強みをより明らかにしていきます。
基本的に、「職場別診断レポート」は、職場のPOSITIVEな面を発見し、より、その職場の良い点を伸ばしながら、もし問題となる箇所があれば、早めに解決していこうと考えるためのツールなのです。 - 社員意識調査を実施し、全社についての結果を部門長に報告し、現場、特に部課長クラスのフロントマネージャーに組織改革のリーダーの役割を求めるというのは、社員意識調査の王道です。
しかし実際は、その場での共感、納得は得られるものの、いつの間にか、その空気が立ち消えに陥っていないでしょうか?
部門長が社員意識調査の結果を自分の管轄する職場に落とし込み、リーダーとして職場をより良くするためには、まず第一に、「自分の職場において解決すべき問題が何か」を知っておかなければ始まりません。
現場のフロントマネージャークラス(部課長)が、 自部門で抱える問題を客観的にとらえ、自ら解決すべきテーマを設定し、解決すべき方法論を考え、実行するための情報サポートツールが、「職場別診断レポート」です。
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Q.「職場別診断レポート」の「職場」の単位は、どのように考えれば良いですか?
- 業務内容により、職場の特性が異なります。また、マネジメント単位で、行動に移しやすいかどうか(改善を考え、実践する単位)なども加味して、組織を考える上で貴社にとって最適な組織単位をお選びください。
~本部、部、課、チーム、支社、支店、etc. - 一般的に定量調査では、一つの分析単位のミニマムを50人単位程度で考えますが、社員意識調査は、社員を調査母集団とし、回収率が高く、調査結果の代表性・信頼性が極めて高い調査です。
社員意識調査の場合は、1つの組織単位として、所属人数が30人くらいのグループであれば、分析することが可能となります。 - もちろん、分析にあたっては、調査回答者の個人が特定されないように配慮したレポートを作成します。
- 業務内容により、職場の特性が異なります。また、マネジメント単位で、行動に移しやすいかどうか(改善を考え、実践する単位)なども加味して、組織を考える上で貴社にとって最適な組織単位をお選びください。
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Q.営業”課”単位で考えると、全社で100以上の課があるのですが、各職場単位に「職場別診断レポート」を作成してもらうことはできますか?
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Q.「職場別診断レポート(1つの職場ごとに、20ページ前後)」について、事業部別に、さらに詳しく厚みのある分析(50ページ程度の分冊レポート)を依頼することはできますか。
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Q.「職場別診断レポート」のまとめとして、「職場別の貴職場の特徴と改善ポイント付き」とありますが、具体的にはどのような内容が記載されるのでしょうか?
- KFSのリサーチコンサルタントが、職場ごとに、100の職場なら100の職場別に、各職場別のデータを読み込み、個別診断結果のまとめとして、各職場における注意点や、今後の方向性について、箇条書きで「貴職場の特徴と改善ポイント」を明示します。
- これらの情報をもとに、職場単位で、現状理解を深め、
・職場の強みをもっと伸ばす
・現在、きちんとできていないところをまず改善する
など、改善策を職場主導で考えてもらうための資料としてご活用いただけるようになっています。 - 併せて、「職場別診断レポート」には、今後の「アクションプラン計画シート」が標準で付属しています。調査は、現状を把握し、次の行動を考えるためのきっかけです。調査をして「終わり」にしないためにも、診断結果をもとに、今後、どのようにアクションプランを計画していくかを考える一助にご活用ください。
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Q.社員意識調査に関する分析報告書のサンプルはありますか?
STEP4.社員意識調査の社内フィードバック
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Q.役員や、経営幹部向けの報告会を開催したいのですが、その際のサポートはありますか?
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Q.部門ごとの「職場別診断レポート」を部門長会議、営業会議など、複数回に分けて、報告会を実施して欲しいのですが、その際のサポートはありますか?
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Q.調査報告書をコンパクトにまとめた、「サマリー版」を作成してもらうことはできますか?
STEP5.社員意識調査実施後のフォローアップ
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Q.社員意識調査/従業員満足度調査の結果から、改善の方向性を導き出すのが難しいのですが、どのようなサポートがありますか?
- 調査結果の報告書には、客観的な第三者としての調査専門機関の立場から、データ結果に基づき、どこから、何から手をつけるべきかをまとめた、「調査結果から見る今後のアクションプランの方向性」を提言として、記載させて頂きます。
この内容は、データ結果はもちろん、社員一人ひとりの意見(自由回答)から読み取った、貴社の組織強化の方向性を「提言」として、取りまとめたものです。
改善のヒントとして、弊社のクライアント企業様に好評を得ています。 - また、改善のヒントを具体的に探るための「ベストプラクティスレポート」や、部門長などを対象に一人ひとりの理解を深めながら方向性を探る「ワークショップ」といったメニューもご用意しております。詳細はこちらのページをご覧ください。
- 調査結果の報告書には、客観的な第三者としての調査専門機関の立場から、データ結果に基づき、どこから、何から手をつけるべきかをまとめた、「調査結果から見る今後のアクションプランの方向性」を提言として、記載させて頂きます。
この内容は、データ結果はもちろん、社員一人ひとりの意見(自由回答)から読み取った、貴社の組織強化の方向性を「提言」として、取りまとめたものです。
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Q.社員教育などの教育サポートはありますか?
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Q.「ベストプラクティスレポート」とは、具体的にどのような内容ですか。
- KFSでは、組織活性化メニューとして、ロジカルに、データを用いて問題点を把握するロジカルアプローチ型の「組織活性化診断プラン」(社員意識調査)の他に、
●物語手法を用いて問題解決の糸口を探るストーリー型のアプローチ:「ベストプラクティスレポート」や「ペルソナ構築サービス」
●これらの両方を用いて、議論の場を開催し、理解と議論を深め、解決策を探る「ワークショップ」
を用意しています。 - 中でも、「ベストプラクティスレポート」は、組織課題に対して、社員意識調査結果で判別した、各テーマ別に見た際に評価の高かった職場を追跡取材し、「ベストプラクティス=社内に推奨したい活動の具体的な事例」として、その職場の取り組みをレポート化し、全社に紹介する仕組みです。
調査結果から、「ミスター&ミセス育ボス(育児支援に理解のあるリーダー)」「ミスター&ミセスモチベーションリーダー(社内の部門別モチベーションの高い部No.1)」などは、データとして判明しますから、その社内のノウハウを、うまく顕在化し、会社として共有資産にしていくことを狙いとしています。 - 必ずしも他社の事例をそのまま、あなたの会社に当てはめて、うまくいくとは限りません。しかしながら、同じ文化、同じ制度の社内の中に、「ベストプラクティス=社内に推奨したい活動の具体的な事例」があり、それを横展開していくことは、社内にとっても刺激となり、あなたの会社にあった旬の教育素材となりえます。
- ベストプラクティスレポートについて詳しくはこちらをご覧ください。
- KFSでは、組織活性化メニューとして、ロジカルに、データを用いて問題点を把握するロジカルアプローチ型の「組織活性化診断プラン」(社員意識調査)の他に、
KFSの社員意識調査の特長
(別称:従業員満足度調査/ES調査/組織活性化診断)
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Q.KFSの社員意識調査/組織活性化診断は、他社の社員意識調査と何が違いますか?
- KFSの社員意識調査は、組織改革にあたって、トップダウンだけで進めるのではなく、会社の課題を「自分ゴト化」し、自発的に考え、自律的に行動する組織風土をサポートするためのツールです。
- そのために、全社課題と自分の職場課題を切り分ける「T形アプローチ」という方法で、会社全体の課題と部門(職場)ごとの課題を切り分け、全社の課題は全社で、部門の課題は部門で取り組むことで、より効果のある組織改革をサポートしています。
- 社員意識調査/組織活性化診断のメニューとして、「個別設計型プラン(フルオーダー)」と「質問選択型プラン(セミオーダー)」の2つをご用意。大企業から中堅企業まで幅広いニーズに対応しています。
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Q.T形アプローチとはなんですか?
- トップダウン型とボトムアップ型のミックスによる社員意識調査を活用した組織活性化の方法論として、KFSでは「T形アプローチ」と呼んでいます。
- KFSの社員意識調査/組織活性化診断で用いるT形アプローチは、全社の課題と職場別の課題の切り分け、全社課題は「マネジメントの課題」として、職場の課題は「職場の課題」として、それぞれの課題とやるべきことを明確化します。
- 会社は“異なる部門”の集合体。同じ会社であっても、“あの部署”と、“あの部署”とでは、職場内の問題も異なります。部門横断的な課題(横串)は経営層中心に、部門長には、自分の職場の立場から組織強化にフォーカスしてもらう(縦串)ことで、縦と横の双方から、組織強化を図ることを狙いとしています。
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Q.T形アプローチにある「全社レポート」と「職場別診断レポート」の違いを教えてください。
- 「全社レポート」と、「職場別診断レポート(別冊)」とでは、配布対象、利用目的が違います。
- 「全社レポート」は、会社全体に横たわる課題を把握し、全社視点で見た場合の課題解決に向けた優先順位、改善策を考えることを目的としたレポートです。
会社全体の課題を性別、年齢別、役職別などの各属性や部門別など、全体の課題の在り処を俯瞰し、「どこから、誰から、何から」と合わせて、自由回答分析なども合わせて「どのように」解決していくべきかの道筋を示すものです。 - 「職場別診断レポート」は、職場単位(事業部、本部、拠点、グループなど)ごとに、社員意識調査の調査結果を取りまとめた詳細レポートで、
職場単位ごとに、
1).職場ごとの調査結果(絶対評価) 2).全社平均との各職場の比較(相対評価) をグラフ化
各職場ごとに、20ページ程度のボリュームでレポートを作成し、各職場のリーダーが自身の職場の強みや、問題について、気づくとともに、自分の組織をどう強化していくかを考えるための資料とするためのものです。
各職場ごとに、リサーチアナリストによる「貴職場の特徴と改善ポイント」をまとめとして記載し、単なるグラフ集で終わらないアナリストの「まとめ」をつけています。
- 双方を分けて考えることで、トップダウン型とボトムアップ型の双方から、組織の課題解決を目指します。
詳細は、「T形アプローチとは?」をご覧ください。 - 双方を分けて考えることで、トップダウン型とボトムアップ型の双方から、組織の課題解決を目指します。
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Q.KFSの社員意識調査/組織活性化診断の実績を教えてください。
KFSでは、社員意識調査を企画段階からフルサポート。
職場単位で職場ごとの問題を客観的に把握するための「職場別分析レポート」や、
社内に眠る改善アイディアを探る「ベストプラクティスレポート」、
部門間の横断的なつながりを強化するなど、様々なテーマに対して話し合う「ワークショップの開催」など、"社員一人一人が会社の問題を自分ゴト化して、一人ひとりが考え、行動を起こす仕組み"をサポートしています。
社員意識調査を、社内改革の成功の鍵へ
株式会社KFS-成功の鍵