対話と共感から始まる社内改革
調査結果に対する理解を深めることはもちろん、
会社組織の問題に対して、
社員が自発的に考え、自律的に問題解決していくきっかけを
組織活性化診断(社員意識調査/従業員満足度調査)は、今までの会社のあり方を見直し、新たに組織開発や組織活性化に向けての活動をスタートさせる絶好の機会です。
調査結果の報告書を、社内LAN上に掲示して、あとは各自が見てください・考えてくださいと、社員に丸投げにするだけでは何も始まりません。
調査に真摯に回答した社員は、会社の課題(疲弊感や風通しの悪さなど)について今後どのような対処が成されるのかと関心を持っているはずです。
組織活性化診断(従業員満足度調査)を行い、多くの社員が日ごろ感じているだろう会社の課題が明らかになったときこそ、組織活性化の好機です。
そこでおすすめするのが、ワークショップ(対話型改革)です。
ワークショップとは社員が主体となって参加する形の、社員同士がざっくばらんに対話できる機会作りです。調査結果を「共有」して、会社の問題認識について互いに率直に語り合うことによって「共感」を深め、一緒に会社を変えていこうと「共鳴」しあう仲間を醸成することが目的です。
調査結果で明らかとなった会社の問題について、社内でじっくり語り合う機会は、あなたの会社にありますか?
会社を動かすのは、社内の人間なのですから、"会社の問題"について、じっくり、話せる時間が必要であり、こと組織に関連する事柄に関しては、「手っ取り早い結論」というのは幻想でしょう。
早く結論に到達することと、本当に社内の人を動かすことは別問題であり、決定の真価は、長期的に決定内容を皆が実行していけるかどうかで決まります。
ただし、問題は、単に、「調査結果をご覧ください。」「調査結果について話し合う時間を持ってください。」では、結局、"いつもの会議"で終わってしまうこと。
せっかくの忙しい時間の合間を縫って、皆の時間をとっても、単に、グチの言い合いだけで終わったり、何をやるべきかの結論がでなかったり、"いつものあの感じ"で終わってしまっては、参加するほうの士気も上がりません。
まずは、会社の問題・自分の所属する組織の問題に対して、その背景にある絡まる糸=根本的な理由を読み解きながら、"何をしたいか?"、"何をすべきか?"、皆が共感・共鳴できるような"イケてるアイディア"を自発的に生み出す仕組みがあってこそのワークショップです。
KFSでは、会社の経営層や、管理職の方を対象に、組織活性化診断(従業員満足度調査)の結果説明はもちろん、調査結果をより活かし、組織強化に結びつけるためのワークショップをサポート。
単に調査を調査で終わらせるのではなく、会社の社内改革に結び付けるための支援を行っています。
KFSでは、会社組織の問題に対して社員が自律的に取り組む風土つくりのために、組織活性化診断(従業員満足度調査)を契機とするワークショップを提案させて頂いています。
ワークショップの会場・場所の確保、設営から、ワークショッププログラムのデザイン、運営サポート、ワークショップをより有意義にするための意見触発ツールの提供、ファシリテーターの業務などをトータルにサポートします。
実施内容、実施方法、費用などは、それぞれの会社様の状況に応じて、適切かつ柔軟にご提案しております。詳しくは弊社コンサルタントまでご相談ください。
<ワークショップ基本モデル>
テーマ | 組織活性化診断(従業員満足度調査)の結果に基づく、問題認識の共有と、問題解決に向けてのアクションアイテム作り |
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参加者 | 会社の状況によって異なる。通常は、ミドルマネジメント層、中堅社員などを軸にして構成することが多い。 |
開催時間 | 半日程度(6時間)~2日間程度 |
場所 | 日常業務から切り離せるところ。
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開催方法 | 通常のワークショップ方式のほか、会社の状況によって様々。 通常のワークショップ方式の場合は、数十名~数百名の参加者を1グループ6名程度に分散して話し合いを進め、場合に応じて、グループメンバーを入れ替えたり、グループごとに話し合いの過程を中間発表し合いながら、話し合いを深めていく。 |
<KFSのサポート内容>
実施前 |
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実施時 |
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実施後 |
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ワークショップでは特にファシリテーターの役割が重要です。
ファシリテーターとは、話し合いの「促進役」「調整役」という意味であり、「引き出し役」などと意訳されることもあります。
一定時間内で、対話を通じて参加者一人ひとりのやる気や知恵、本音を引き出し、一定のアウトプットや問題解決の合意形成が導き出せるよう、話し合いの場を活性化させる役割です。